| ■夢と希望を持てた時代
子供の頃遠い未来だった21世紀も早いもので8年目になりました。戦後の混乱した世の中で、必死に努力して今日のこの日本を築き上げてくださったお年寄りや団塊の世代の方々の仕事やプライベートにおける今の若者には足りないあのパワフルさは一体どこからきているのか?と私は最近考えさせられます。
私の子供の頃を思い出すと、地域の大人たちは仕事から帰宅するのは遅かったのですが、とても充実した生活を送っていたという印象があります。
当時は働いたら働いた分だけ収入が増えて、節約すれば節約した分だけ貯金が増えた時代でした。要するにがんばった人がむくわれる公平公正な社会だったのです。
例えば自転車だけだった家がお父さんが必死にがんばって残業して車を買い、お母さんがパートに出て白黒だったテレビがカラーになりました。
また、本人ががんばって働きさえすれば一生安定した収入を得られる自信が持てる時代でしたので、長い返済期間ではありますが、ローンをすれば夢のマイホームを持てる時代でした。
若者が夢と希望を持てる時代でしたので、家族のためにがんばって限界まで働くという力強い現役世代が生み出されたのでしょう。
■現代の若者にも夢と希望を
しかし、今の若者を取り巻く社会はどうでしょうか!?夢と希望を持って今の全ての若者は働けるでしょうか!?
平成生まれの芸能人やスポーツ選手が大活躍しているのはテレビでご覧の通りですが、その一方で大部分の若者は今のこの世の中で就職活動や進学等に汗を流し必死に努力して自分の居場所を求めています。
テレビや新聞でご承知の通り、昨今のニュースでは「ニート」「ネットカフェ難民」「派遣」「ワーキングプア」等の文字が躍ります。
今の若者を取り巻く社会環境は厳しく、なかなか正社員になれない世の中なのです。本人がいくら努力して働いても低賃金の長時間労働では3度の食事と寝泊りで、敷金・礼金も貯金できずにアパートも借りられないのでインターネットカフェ(24時間の喫茶店)で夜を明かすネットカフェ難民という言葉が生み出されてしまったのです。
■政治の責任
本人が努力しない場合はもちろん問題ですが、更に問題なのは本人がいくら努力して働いてもなかなか今の生活から抜け出せないのは明らかに政治の責任が大きく問われているのではないでしょうか!?
そんな中、大分県の教員不正採用事件が今年7月に発覚しました。教員を志してがんばって努力して勉強してきて合格点に達していた人が点数を削られ、コネがあり金品を積んだ人の点数が水増しされて合格していくという本当に信じられない出来事でした。
そんなニュースを見た今の若者はどういう印象を持つでしょうか!?正直ものが馬鹿をみて、努力しても報われない世の中だと半ばあきれてしまい、夢と希望は素直には持てない世の中ではないでしょうか!?
9月に発覚した汚染米の問題や数年前のライブドア問題を見ても嘘で固めて事実を捻じ曲げた人が巨額の富を得るのでは正直ものが報われる社会とは程遠いのではないでしょうか?
■給食費未納問題
昔の母親は今の子育て支援等の行政サービスは受けられませんでした。
しかし、不平不満も言わずに子供を背中におぶって仕事をしたり家事をがんばってきましたが、給食費を払わない親や授業料を払わない親はいなかったのではないでしょうか!?
年金のデータが消えたり、給食費を払えないのではなく払わない人がいると、なんだか正直者が報われない社会だなと印象を受けてしまう若者が増えても仕方がないことなのかもしれません。
■高齢化社会から逃げない
高額納税者だった団塊の世代の方々が今度は介護等の福祉サービスを受ける、少子高齢化社会が守谷市でも必ずいつかは訪れます。
今の豊かな日本を築きあげてくださったお年寄りを経済的にもしっかり支えられて、お年寄りの安心安全の暮らしを支えられる頼れる現役世代を実現するためには、若者が夢と希望を持てる世の中にしなければいけません。
努力すれば収入が増えて明るい豊かな生活ができるという若者から見たら当然の夢と希望です。努力しても報われないのでは、将来のビジョンがなかなか持ちづらく、結婚や出産等を踏み切れないことにも今の若者を取り巻く環境とは無関係とは言い切れません。
今こそ政治の責任が問われているときです。若者が夢と希望を持てる世の中に戻すには、公平公正な世の中が必要不可欠です。公務員の採用や処遇の問題を茨城県でも透明性を高める必要があります。行政の公私混同や私利私欲は言語道断で純粋に若者の雇用促進に努めなければいけません。
■大臣の世襲率6割
今、若者の政治無関心が叫ばれています。決して若者だけが悪いわけではないのは皆さんご存知だと思います。
今の大臣を見てください。約6割の大臣が親が国会議員です。そんなことでは「どうせ親が政治家じゃないと政治家になれないんだ」とあきらめや無関心に繋がってしまいます。昔の若者のように冗談でも「私でも総理大臣になれるかもしれない」と発言しても笑われない世の中が正しい社会だと感じております。
私が県議会議員としてどうしてもやらなければいけないことは、「お年寄りを支える確かな現役世代の実現のために若者が夢と希望を持てる公正公平な社会づくり」です。
がんばった人が報われる世の中にするために守谷から大きな声を出し続けますので、どうぞご支持ご支援の程よろしくお願い申し上げます。
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